小児がん患者ってどれくらいいるの?

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小児がんは、米国の15歳以下の男女の死亡原因1位、日本の14歳以下の男女の1位です。世界には毎年、 160,000人もの子供達が「小児がん」という診断を受けます。特に米国では、100,000人あたり14.9人の子供たちが命を落とします。

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日本では、年に2,000人〜2,500人が小児がんを発病しているとされ、10,0000. 500人に1人が亡くなっています。しかし、成人のがんに比べると数が少ないため、小児がんへの理解が深まっていないのが現状です。では、小児がんとはどのような病気なのでしょうか?

小児がんは、健康的な細胞が不健康な細胞に変わり、これらの細胞が増え周りにある細胞を壊していくことによって起こります。この状態が続きどんどん悪化していくと、臓器を侵略していきます。小児がんには複数の種類があり、白血病、脳腫瘍、神経芽腫悪性リンパ腫、腎腫瘍などがあります。白血病は、小児がん全体の約40%を占め、脳腫瘍は全体の約20%を占めています。